高配当株の分析 PR

SHOEI(7839)は高配当株として長期投資できるのか分析します

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SHOEI(7839)が高配当株投資としての長期運用にむいているかを分析します。

SHOEIの特徴
  • 業種:その他製品
  • バイク用やスポーツ用のヘルメット製造
  • 配当金は年一回
  • 株主優待もあり

 

この記事を読むと以下のことが分かります。

  • 過去データの閲覧方法や分析方法
  • この株が高配当株投資にむいているか
  • 株主優待や権利確定日の情報

 

注意点もご確認ください。

  • 2023年9月時点の情報をもとに分析しています。
  • この記事は、私が個人的に銘柄分析したものを備忘録的にのこしたものです。
  • 将来の値動きはだれにもわかりませんので参考程度にご覧ください。
  • 投資は自己責任でお願いいたします。

 

それでは早速分析していきましょう。

分析方法

過去のデータを分析して、高配当株投資に適しているかを見極めます。

分析するデータはIR BANKというサイトから引用。

分析方法は下記の動画を参考にさせていただいております。

  • チャンネル登録者数240万人越えユーチューバー、両学長さんの動画です。
  • 高配当株の選別方法を知りたい方にはとても参考になる動画です。
  • 動画内の文言を多数引用させていただいております。

この動画を参考に以下の項目をチェックします。

(IRBANKの使いかたは動画の9:15を参照してください。)

  1. 売上高
  2. EPS(一株当たりの利益)
  3. 営業利益率
  4. 自己資本比率
  5. 営業活動によるCF
  6. 現金等
  7. 1株あたり配当金
  8. 配当性向

 

結論

まずは結論。

SHOEIは高配当株投資として適していると判断しました。

動画のとおり分析した結果、すべての項目で合格点。

※◎と〇は合格点です

分析ポイント 結果(◎〇△×の4段階)
売上高
EPS
営業利益率
自己資本比率
営業活動によるCF
現金等
1株あたり配当金
配当性向

 

分析の詳細は下記をごらんください。

記事後半には、買うタイミングや優待の情報などもあります。

分析

過去データを分析し高配当株投資に適しているか判断します。

売上高

売上高とは、売上金額の総額です。

会社によっては「営業収益」や「収益」などいろいろな呼ばれ方があります。

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 右肩上がりで売り上げが伸びているか
  • 売り上げの増減が激しくないか

売上高の上下が激しい、つまり業績が不安定な企業は高配当株投資には向いていません。

業績が安定していなければ配当金も安定して払えない確率が高いですよね。

売上高のデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

多少の増減はありつつも、全体的にはイイ感じで右肩上がりですね。

問題なさそう。

EPS

EPS(Earnings Per Share)とは、一株あたりの利益のこと。

株式投資においてもっとも重要な指標です。

超有名な投資家バフェット氏も重要視しています。

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 右肩上がりで伸びているか

極論、EPSが右肩上がりなら企業経営は100点。

もしEPSがさがっていたら、まずいかも。

EPSのデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

ここ10年は右肩上がりなのでよいですね。

 

営業利益率

営業利益率とは、売り上げのうち営業利益の占める割合です。

これが高いほど収益性の高い企業といえます。

つまり儲かるビジネスをやっているということです。

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 10%以上なら優秀
  • 5%以下なら検討の余地なし

東証1部上場企業(金融業以外)の営業利益率の平均は7%前後。

利益率が伸びているか悪化しているかトレンドもチェックしましょう。

営業利益率のデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

以前は1%台の年もありましたが、ここ10はかなりの高水準。

優秀ですね。

自己資本比率

自己資本比率とは、企業の安全性を表す指標です。

これが高いほど潰れにくい会社ということ。

100万円資本があったとして、その内40万円が借金なら自己資本比率60%です。

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 最低でも40%は欲しい
  • 60%以上なら安心
  • 80%以上なら♡

中小企業の場合、自己資本比率40%以上の会社が10年以内に倒産する確率は3.5%。

上場企業で自己資本比率60%以上なら倒産リスクはかなり低いといえそう。

自己資本比率のデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

かなり高い水準で安定的に推移。

問題なし。

 

営業活動によるCF

営業活動によるCFは手元の現金がいくら増えたのかを表す指標。

ちなみにCFとはキャッシュフローのことで、お金のながれのことです。

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 毎期黒字であること
  • 増加傾向にあること

動画作成者の両学長は、過去10年で1度でも赤字の年がある場合購入しないそうです。

営業活動によるCFのデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

毎期黒字で増加傾向。

問題なさそう。

 

現金等

企業の目的は現金を稼いでふやすこと。

なので増えているかちゃんとチェックしましょう。

 

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 長期的に増えていくのが理想

現金がたくさんあれば、不景気を乗り越えられるし事業投資もたくさんできるし配当や自社株買いで株主に還元できる。

また、現金をあまり持っていないように見えても株や債券などの資産を保有している可能性もあります。

現金等のデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

順調に増加していますね。

イイ感じ。

 

 

1株あたり配当金

1株あたり配当金は、高配当株投資においてトップレベルに重要な指標。

絶対にチェックしましょう。

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 配当金の安定性
  • 配当金の成長性

減配(配当金が減ること)や無配(配当金が0円になること)がないか確認。

また、減らないだけでなく増えているかも重要。

また、リーマンショック(2008年)やコロナショック(2020年)などの不景気時の動きは要チェック。

1株あたり配当金のデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

かなりの急成長ですね。

問題なしです。

 

配当性向

配当性向とは、利益の内何%を株主にキャッシュバックするかを示す指標。

企業が無理をして配当を出していないかをチェックできます。

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 30~50%が健全
  • 70~80%は警戒ライン

70~80%は配当維持が厳しくなりそうな水準。

配当性向のデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

2011年は145%とNG水準でした。

現在は、配当性向を50%に設定しているそう。(公式HP参照

健全ですね。

購入タイミング

購入タイミングを、以下の観点から考えます。

  • 配当利回り
  • 株価
  • 権利付き最終日
  • 株主優待

配当利回り

記事作成時点(23.9.25)での配当利回りは3.16%

高配当としてはすこし物足りないかもしれません。

でも実は利回り3%を超えるのはけっこう久しぶりです。

(出典:IR BANK

これを高いとみるかどうか。

利回りに納得できるのなら買いタイミングかもしれませんね。

買ったときの利回りが低くても順調に増配してくれればOKという考え方もあります。

株価

株価は2022年の8月から下落トレンド。

下落の原因は何か。

2023年9月現在、中国関連銘柄が不調で、SNSではその影響で下落しているという意見もありますが詳細は分かりません。

この下落をチャンスととらえるなら絶好の買いタイミングでしょうか。

権利付き最終日

SHOEIの権利付き最終日は、2023年は9月27日(水)

この日までに株を買っておけば配当金がもらえます。

配当金が欲しい方は権利付き最終日を要チェックです。

しかもSHOEIは権利付き最終日が年一回。

この日を逃したら1年間配当金のチャンスなしです。

株主優待

SHOEIは株主優待もあります。

もらえるものは、

  • SHOEI CLASSIC Tシャツ
  • ロゴ入りゴルフボール
  • SHOEI Galleryの割引券

※詳細は公式HPをご覧ください

配当金と同じく権利付き最終日は、2023年の場合9月27日(水)です。

優待がほしいならこの日までに100株(1単元)以上買いましょう。

証券会社はどこが良いか

証券会社はネット証券が基本。(手数料が安いので)

中でも口座開設数No.1、No2のSBI証券楽天証券がおススメ。

株の分析ツールが優秀なマネックス証券も良いです。

 

まとめ

2023年9月現在、下落が続いているSHOEI。

みなさんは買いますか?

長く保有できると判断したので私は買ってみました。

 

参考にさせていただいた動画の両学長は本も出されています。

「お金の大学」という本で、特徴は以下の通り。

  • お金の知識を幅広く勉強できる本です。
  • なんと120万部突破しました!
  • オリコン年間“本”ランキング2022のビジネス書第1位!

まだ読んでいないかたは是非!