高配当株の分析 PR

ニホンフラッシュ(7820)は高配当株として長期投資できるのか分析します

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ニホンフラッシュ(7820)が高配当株投資として長期運用するのにむいているかを分析します。

ニホンフラッシュの特徴
  • 業種:その他製品
  • 住宅内装部材メーカー
  • マンション向け内装ドアは国内トップクラス
  • 収益の半分以上が中国
  • 配当金確定月は3月・9月
  • 株主優待なし
  • 詳細は公式HPをご覧ください

 

この記事を読むと以下のことが分かります。

  • 過去データの閲覧方法や分析方法
  • この株が高配当株投資にむいているか
  • 購入タイミングの考え方
  • 配当金権利確定日の情報

 

注意点もご確認ください。

  • 2023年10月時点の情報をもとに分析しています。
  • この記事は、私が個人的に銘柄分析したものを備忘録的にのこしたものです。
  • 将来の値動きはだれにもわかりませんので参考程度にご覧ください。
  • 投資は自己責任でお願いいたします。

たくさん高配当株の分析をしています。こちらからどうぞ。

高配当株投資は長期的に株を保有し、配当金を受け取りつづけるのが目的です。

なので高配当株投資に適している銘柄を探すときのポイントは

  • 安定して配当金を出し続けることができるか
  • 配当金の金額はどんどん増えて行くか

業績が安定・成長している企業なら、配当金を安定的に払える確率が高いですよね。

ニホンフラッシュはどうなのか、さっそく分析していきましょう。

結論

まずは結論です。

過去のデータを分析した結果では、高配当株投資とし適していると判断しました。(データ分析の詳細は後述します)

ただしニホンフラッシュは中国での売り上げが過半数なので、中国リスクは見逃せません

中国の不動産大手が破産申請するなど、中国経済や不動産市場にはかなり不安要素があります。

総合的にみると、データ分析の良好な結果よりも中国リスクのほうが大きいとの結論になり、ニホンフラッシュは現時点では高配当株投資として適していないと判断します。

ちなみに下記の書籍では、「墓場まで持って行きたい銘柄10選」の一角としてニホンフラッシュが紹介されていて、ここでも中国の景気動向が株価上昇のポイントと書かれています。

中国リスクを許容できるなら現在の利回り(記事作成時点で4.11%)は魅力的に見えますが、みなさんはどう思われますか。


 

記事後半には、購入タイミングのヒントや配当金の権利確定月情報などもあります。

分析方法

過去のデータを分析して、高配当株投資に適しているかを見極めます。

分析するデータはIR BANKというサイトから引用。

分析方法は下記の動画を参考にさせていただいております。

  • チャンネル登録者数240万人越えユーチューバー、両学長さんの動画です。
  • 高配当株の選別方法を知りたい方にはとても参考になる動画です。
  • 動画内の文言を多数引用させていただいております。

分析

動画を参考に以下の項目を分析します。

(IRBANKの使いかたは動画の9:15を参照してください。)

  1. 売上高
  2. EPS(一株当たりの利益)
  3. 営業利益率
  4. 自己資本比率
  5. 営業活動によるCF
  6. 現金等
  7. 1株あたり配当金
  8. 配当性向

売上高

売上高とは、売上金額の総額です。

会社によっては「営業収益」や「収益」などいろいろな呼ばれ方があります。

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 右肩上がりで売り上げが伸びているか
  • 売り上げの増減が激しくないか

売上高の上下が激しい、つまり業績が不安定な企業は高配当株投資には向いていません。

業績が安定していなければ配当金も安定して払えない確率が高いですよね。

売上高のデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

近年の伸び悩みはありますが、全体的には悪くない感じですね。

EPS

EPS(Earnings Per Share)とは、一株あたりの利益のこと。

株式投資においてもっとも重要な指標です。

超有名な投資家バフェット氏も重要視しています。

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 右肩上がりで伸びているか

極論、EPSが右肩上がりなら企業経営は100点。

もしEPSがさがっていたら、まずいかも。

EPSのデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

2022年まではほぼ完ぺきな右肩上がり。

でも2023年の-51%はかなりのインパクト。

2022年までの安定感を考慮し一応合格点としますが、今後また右肩上がりで上昇しないようなら厳しいかも。

営業利益率

営業利益率とは、売り上げのうち営業利益の占める割合です。

これが高いほど収益性の高い企業といえます。

つまり儲かるビジネスをやっているということです。

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 10%以上なら優秀
  • 5%以下なら検討の余地なし

東証1部上場企業(金融業以外)の営業利益率の平均は7%前後。

利益率が伸びているか悪化しているかトレンドもチェックしましょう。

営業利益率のデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

問題ない水準ですね。

ただし減少傾向なので今後の推移は要チェックです。

自己資本比率

自己資本比率とは、企業の安全性を表す指標です。

これが高いほど潰れにくい会社ということ。

100万円資本があったとして、その内40万円が借金なら自己資本比率60%です。

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 最低でも40%は欲しい
  • 60%以上なら安心
  • 80%以上なら♡

中小企業の場合、自己資本比率40%以上の会社が10年以内に倒産する確率は3.5%。

上場企業で自己資本比率60%以上なら倒産リスクはかなり低いといえそう。

自己資本比率のデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

高いレベルで推移しています。

文句なしの合格点。

営業活動によるCF

営業活動によるCFは、営業活動(商売)で手元の現金がいくら増えたのかを表す指標。

ちなみにCFとはキャッシュフローのことで、お金のながれのことです。

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 毎期黒字であること
  • 増加傾向にあること

動画作成者の両学長は、過去10年で1度でも赤字の年がある場合購入しないそうです。

営業活動によるCFのデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

赤字の年もあるし、増加傾向でもない。

合格点はあげられませんね。

現金等

企業の目的は現金を稼いでふやすこと。

なので増えているかちゃんとチェックしましょう。

 

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 長期的に増えていくのが理想

現金がたくさんあれば、不景気を乗り越えられるし事業投資もたくさんできるし配当や自社株買いで株主に還元できる。

また、現金をあまり持っていないように見えても株や債券などの資産を保有している可能性もあります。

現金等のデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

多少の増減はありつつも増加傾向ですね。

問題なし。

 

1株あたり配当金

1株あたり配当金は、高配当株投資においてトップレベルに重要な指標。

絶対にチェックしましょう。

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 配当金の安定性
  • 配当金の成長性

減配(配当金が減ること)や無配(配当金が0円になること)がないか確認。

また、減らないだけでなく増えているかも重要。

また、リーマンショック(2008年)やコロナショック(2020年)などの不景気時の動きは要チェック。

1株あたり配当金のデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

きれいな右肩上がり。

問題なしです。

配当性向

配当性向とは、利益の内何%を株主にキャッシュバックするかを示す指標。

企業が無理をして配当を出していないかをチェックできます。

分析するときのポイントは次のとおりです。

  • 30~50%が健全
  • 70~80%は警戒ライン

70~80%は配当維持が厳しくなりそうな水準。

配当性向のデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

ここ十年以上健全な水準。

問題なしです。

分析まとめ

データの分析結果をまとめました。

※◎と〇は合格点です

分析ポイント 結果(◎〇△×の4段階)
売上高
EPS
営業利益率
自己資本比率
営業活動によるCF
現金等
1株あたり配当金
配当性向

総合的には合格点。

ただし中国リスクに注意しましょう。

さらに分析(収益性)

ここからはさらに高配当株投資に重要な項目「収益性」を分析します。

収益性とは、企業の稼ぐ力を判断する指標です。

 

※下記の書籍を参考にさせていただきました。

ROE

ROE(Return On Equity)とは、日本語では自己資本利益率。

どれぐらい効率良くお金を稼いでいるかを示す指標です。

  • 基本的には10%を上回れば優良企業
  • ただし業種によっては基準が異なる場合もある

 

ROEのデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

 

ずっと高水準でしたが、直近2年は10%を下回っているので優良とはいえなそう。

今後10%台に回復するか要チェックです。

 

同業他社との比較

住宅建材大手で時価総額もほぼ同じのノダ(7879)と比較します。

会社名 ROE(直近5年平均)
ノダ 9.40%
ニホンフラッシュ 11.16%

※数字は記事作成時点のものです。

同業他社との比較ではすこし優秀な数字ですね。

 

ROEの分析結果をまとめると

  • ずっと高水準だったが直近は落ち込み低水準
  • 同業他社との比較ではすこし優秀

 

ROA

ROA(Return On Asset)とは、日本語では総資産利益率。

収益力の高さを判断する指標です。

  • 基本的には5%を上回れば優良企業
  • ただし業種によっては基準が異なる場合もある

 

ROAのデータは以下のとおりです。

(出典:IR BANK

 

10年以上にわたり、ほぼ5%をこえているので問題なし。

近年は減少傾向なので今後の動向に注意です。

 

同業他社との比較

住宅建材大手で時価総額もほぼ同じのノダ(7879)と比較します。

会社名 ROA(直近5年平均)
ノダ 4.41%
ニホンフラッシュ 7.84%

※数字は記事作成時点のものです。

同業他社との比較でも優秀な数字です。

 

ROAの分析結果をまとめると

  • 5%以上なので現状問題なし(減少傾向なので注意)
  • 同業他社との比較でも優秀

 

購入タイミング

せっかく良い株をみつけても購入タイミングが難しいですよね。

できるだけ安く買いたいけれど、今の株価が割安かどうかわからない。

そこで、購入タイミングのヒントになる指標をご紹介します。

PER

PER(Price Earnings Ratio)とは、日本語では株価収益率。

PERは、現在の株価が割高か割安かをはかる指標です。

  • PERが低いほど割安、高いほど割高
  • 一般的に15倍が適正値といわれている
  • ただし業種などにより適正値は変わるので注意
  • 長期的なPERの推移もチェックする

2023.10.29現在のPERは9.53倍。

15を大きく下回っているので、かなり割安といえそう。

長期的には今の値がどうなのか見てみましょう。

 

株価&PERの推移(クリックで拡大)

(出典:IR BANK

長期的にみると中間くらいの値でしょうか。近年は下落傾向ですね。

 

業種ごとのPER適正値を調査

住宅建材大手で時価総額もほぼ同じのノダ(7879)と比較します。

会社名 PER(直近5年平均)
ノダ 5.11倍
ニホンフラッシュ 9.48倍

※数字は記事作成時点のものです。

同業他社とくらべると割高ですね。

 

PERの分析結果をまとめると

  • 適正値15倍から見れば割安
  • 過去の推移からみると中間くらい(近年は下落傾向)
  • 同業他社との比較では割高
  • 総合的にみて中間くらい

 

 

PBR

PBR(Price Book-value Ratio)とは、日本語では株価純資産倍率。

PBRは、PERと同様に現在の株価が割高か割安かをはかる指標です。

  • 基本的には1倍を下回っていれば割安
  • 財務状況や業績が悪い場合は、1倍以下でも割安ではない可能性あり
  • 同業他社をチェックして業界の平均値をみるのも大事
  • 長期的な推移もチェックする

2023.10.29現在のPBRは0.69倍。

1倍以下なので割安です。

長期的には今の値がどうなのか見てみましょう。

株価&PBRの推移(クリックで拡大)

(出典:IR BANK

過去最低水準。かなり割安です。

 

業種ごとの平均値と比較

住宅建材大手で時価総額もほぼ同じのノダ(7879)と比較します。

会社名 PBR(直近5年平均)
ノダ 0.50倍
ニホンフラッシュ 1.11倍

※数字は記事作成時点のものです。

直近5年平均は同業他社とくらべて高いですね。

 

PBRの分析結果をまとめると

  • 1倍を下回っているので割安
  • 長期的にみると過去最安水準
  • 同業他社との比較では割高
  • 総合的には割安

 

信用倍率

信用倍率とは、信用取引の「買い方」と「売り方」の状況をしめす指標です。

信用倍率=信用買い残÷信用売り残

つまり信用買残だけが増加すると信用倍率が上がる(悪化する)ということです。

信用倍率が悪化するほど株価の上昇しづらい傾向があります。

(もちろん信用倍率など関係なく上昇し続ける株もありますが。)

なので、できるだけ信用倍率が低いところで株を買いたいです。

  • 信用取引には、一般信用と制度信用がある。
  • 制度信用は半年で決済しなければならない。
  • なので、信用倍率が悪化したときは買い残がピークの半年後に改善する可能性がある。

 

信用買い残&売り残&株価(クリックで拡大)

(出典:IR BANK

売り残と買い残がおなじくらいなので信用倍率は適正です。

株価下落と共に信用取引が増加傾向なのがすこし気になります。

配当利回り

高配当株を買うタイミングの目安として配当利回りがあります。

例えば利回りが4%になったら買うとか。

そこで配当利回りごとの株価を表にしました。

配当利回り 株価
3.0% 1,200円
3.25% 1,107円
3.5% 1,028円
3.75% 960円
4.0% 900円
4.25% 847円
4.5% 800円

※記事作成時点の配当金36円をもとに計算しています。

購入タイミングまとめ

購入タイミングを分析しました。

結果をまとめるとこんな感じです。

  • PERはどちらともいえない
  • PBRは割安
  • 信用倍率は適正

割高感は無いようです。

配当利回りを重視する方は一覧を参考にしてください。

配当金・株主優待の情報

高配当株投資をするなら、配当金の権利確定月や株主優待の情報はだいじです。

高配当株は権利確定月前後で値動きが活発になる傾向があります。

権利確定月付近で株を買うなら、過去の同時期の値動きなども参考にしましょう。

配当金の情報

配当金を受け取るには、権利付き最終日に株を保有していればOK。

ニホンフラッシュの場合は、3月と9月に権利付き最終日があります。

  • 権利付き最終日は月の最終日ではありません。
  • 証券会社のHPなどで必ず日程を確認してください

株主優待の情報

ニホンフラッシュの株主優待はありません。

高配当株投資に適した証券会社

高配当株投資は、株を買ったら持ち続けるのが基本スタイル。

証券会社との付き合いは何十年と続くのです。

なので、つぶれる確率が極力低い大手証券会社を選びましょう。

2023年10月現在、ネット証券の口座開設数トップ3は以下の通り

順位 証券会社 口座開設数
1位 SBI証券 約1,000万口座
2位 楽天証券 約900万口座
3位 マネックス証券 約200万口座

各社の特徴をご案内します。

SBI証券
  • 特定口座の日本株:売買手数料が無料
  • 新NISA:日本株や米国株など主要商品の売買手数料が無料
  • 日本・アメリカなど10ヶ国の商品を扱っている
  • TポイントやPontaポイントなどがたまる
  • 口座開設はこちら
    【SBI証券】国内初の1,000万口座突破!

 

楽天証券
  • 特定口座の日本株:売買手数料が無料
  • 新NISA:日本株や米国株など主要商品の売買手数料が無料
  • 楽天ポイントや楽天キャッシュがつかえる
  • 日経新聞や株関連の書籍が無料でよめる
  • 口座開設はこちら

    【楽天証券】最大20,700ポイントのチャンス!

 

マネックス証券

 

トップ3なだけあって、どの証券会社もすばらしいサービス内容です。

各社のメリットを把握して、証券口座をうまく使いこなしましょう。

どれか1社に決められないかたは複数口座を開設するとよいかもしれません。

口座を複数持つメリット
  • 日本株・米国株・投資信託などを口座ごとに分けて管理できる
  • 1口座に資産がまとまらないので、万が一倒産した時のリスク分散になる
  • 取扱い銘柄の数・米ドル購入手数料など、各社違いがあるので選択の幅が広がる
  • IPOの当選確率がアップする

 

昔は口座開設の手続きが面倒くさい印象がありましたが、最近はかなり簡略化しています。

サクッと開設して新NISAに備えましょう!

 

まとめ

ニホンフラッシュの銘柄分析をしました。

過去の業績は良いけど中国リスクが怖くて手を出せない銘柄というかんじです。

みなさんはどうお考えでしょうか。

このブログの情報がすこしでもお役に立てればうれしいです。

他にも高配当株の分析をしています。こちらよりチェックしてください。

 

参考にさせていただいた動画作成者の両学長は本も出されています。

「お金の大学」という本で、特徴は以下の通り。

  • お金の知識を幅広く勉強できる本です。
  • なんと120万部突破しました!
  • オリコン年間“本”ランキング2022のビジネス書第1位!

まだ読んでいないかたは是非!